横三色旗

horizontal tricolor flag

横三色旗

横三色旗とは、横方向に三分割され、かつ3つの色が使われている国旗のことです。

そのため三分割されていても3色使われていないものは、厳密には横三分割旗と呼ぶのですが、利便性の関係で三分割旗もこのページで扱います。

縦・横含む三色旗において、最初に登場したのは1581年に制定されたオランダ国旗だと言われており、当時このデザインは画期的なものでした

それまでの国旗の多くは紋章を描いているものが多く、市民が使ってはいけないものでした。(そもそも複製することも複雑さゆえ難しい)

しかし三色旗であれば市民も使うことが可能になるため、三色旗は国民国家の象徴とも語られています。

なお、横三色旗で最も古いものはオランダ国旗ですが、横三分割旗であればオーストリア国旗が最も古いです。

書籍によって年代は前後しますが、12世紀には登場していたと考えられています。

また、補足として、三色旗全般が世界各地で使われ始めたきっかけとなったのは、1794年に登場したフランス国旗です。(現在のフランス国旗のデザインと同じ)

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